20代前半の婚活

20代娘と50代母との「親子婚活」体験談

ライター:トッシー

最近、遠慮がちな親御さんから、結婚相談所への問い合わせがよくあるそうです。
「息子がアラフォーなんですが、結婚する気配がなくて・・・」
「娘は交際経験がないので、男性と積極的に接することができないようで・・・」

世の中に、婚活の情報は溢れかえっています。
代表的な情報ツールとしては、手軽に見れるブログやYouTubeでしょうか。

そのたくさんの情報の中では、
「親が子どもの結婚を心配して、婚活に介入する」または「親主導で結婚相談所に連絡する」という、いわゆる親子婚活は、子どものためにならない

という考え方が主流
です。


だからなのか、子どもの結婚を心配する親は「子どもの婚活に口出しするのは恥ずかしいこと、余計なことなのかも」と、結婚相談所へのお問い合わせも躊躇されます。

たしかに、結婚するのは子ども本人です。親御さんではありません。
ですが、結婚に尻込みする子どもの背中を押すことは、本当に「余計なこと」なのでしょうか?

昭和40年代頃までは、まだまだ親が絡んでの「昔ながらのお見合い」が普通にあったと思います。
なのに現代では、恋愛結婚が主流となり、親が子どもの結婚に絡むことを否定する風潮があります。
自立出来ていないと感じるのか?親に寄生してるように見えるのか?親からの過干渉だと思うのか?
確かにそういう側面もありますよね。

しかしあくまでも、子どもの活動を「手伝う」範疇で、子どもの「意志を尊重」した形の「親子婚活」・・・。
私はアリだと思うのです。

今回は、実際に親子で婚活中のお母さまから、読者の皆さんにお伝えしたいこと、お話ししていただきました。

本記事を監修した仲人

本記事は「5star結婚相談所」代表 川上紫乃さんにご協力いただきました。

川上さん

大阪府枚方市を中心に、結婚したい男女をサポートしています。
「親子が一緒に婚活する」って、実はとってもポジティブなんですよ~。
5star結婚相談所では、親子で取り組む「親子婚活」を積極的に応援しています。

5star結婚相談所 公式サイト

親子婚活 体験談

娘に婚活を促すことになった経緯

私は現在50代です。20代半ばで、夫とお見合い結婚しました。
なので、最初から「お見合い」に対するハードルは低かったです。
娘も、小さい頃から私たち夫婦の馴れ初めを聞いていたので、お見合いへの抵抗は少なかったと思います。

娘は現在20代前半ですが、男性との交際経験が一度もありません。
昔から恋愛ごとに興味もなかったようで、小学生のときから読む本は、恋愛要素皆無なファンタジーものばかりでした。

娘は、家が居心地よいと言います。
独り立ちする気ゼロのようです。

私は、今でこそ時短のパートに出ていますが、娘が中2まで専業主婦でした。
時間もあるし、なんでも自分がやった方が早いということで、子どもたちにお手伝いさせることも少なかったです。
そりゃ居心地がいいでしょうね、母親が身の回りのことをすべてやってくれるんですもの・・・。

かくいう私も、結婚まで実家住まいでしたし、家事もすべて専業主婦の母任せでした。
蛙の子は蛙ということですね(笑)


インドア派の娘は、仕事がお休みの土日、家から一歩も出ることもなく自室に籠って、ゲームをしたり、動画を観たり、本を読んだり、iPadでイラストを描いたり、友だちと長電話したり・・・。
お一人さまを満喫しております。
ただ2~3カ月に1回は、友だちと外食したり、映画を観に行ったりと、少しは外での交流をしているようです。

しかし、今の生活がずっと続くことに恐れた私は、娘の自立を促すためのひとつ手段として、結婚を考え始めました。そして、最近の婚活事情についてネットで調べました。

それで分かったことは・・・

  • 婚活は年齢が若ければ若いほど、チャンスが多い
  • 恋愛経験もナシ、見た目も地味子な娘には、結婚相談所での活動が合ってそう
  • 相談所によって、得意とする分野があるらしい(アラフォー、婚活男性、ハイスぺ、恋愛初心者など)
  • 婚活に親がしゃしゃり出てくるなんてもっての外!という考えの相談所が多い

親がレールを敷き、子どもが選択するというやり方

私は娘が小さい頃、習い事を見学(無料体験)させてみて、最終的に娘に選ばせてきました。
娘が選んだ習い事は、英語教室と書道教室です。

近所にあったという理由で、ピアノ教室も、空手教室も、水泳教室も、体験させてみたんですが、娘が「NO!」と言ったので、習わせませんでした。
でも娘が選択した 英語教室は4歳~高3まで、書道教室に至っては5歳~社会人の今でも続いています。


そして進学のときは「特に行きたいと思う学校がない、そういう場合、何を基準に学校を選んだら良いのか」と悩む娘に、自宅から通える範囲で、娘の学力の応じた、娘の学びたい学部がある大学を私が選び、そのオープンキャンパスや模擬授業に(3年間で)4校9回通いました。
最終的に娘が選んだ大学はその中で一番遠くて、一番偏差値の低い学校でした。(私は滑り止めのつもりで候補に入れたんですけどね・・・)
娘は、その大学の模擬授業が甚く気に入ったようなのですが、娘の実力よりずいぶん優しかったので、結局その大学一校しか受けませんでした。(受験料の面ではすごく助かりました~)
夫は最後まで「そんなに偏差値の低い学校、行く意味?」とぼやいていましたが・・・(笑)


就職活動も然りです。
もともと公務員志望の娘でしたが、複数受けた市役所は全滅でした。(お恥ずかしい・・・汗)
そして、一般企業を並行して受けていなかった彼女は、4回生の11月から就活がスタートしました。
そこでまた、受ける会社を迷っている娘に「この時期なら大学の就職課より、ハロワ(ハローワーク)で活動する方がいいんじゃない?」とアドバイスをし、一緒にネットで求人票を眺め、就活のお手伝いをしました。
途中、私の実父が危篤になり、亡くなるということもあって、ようやく内定がもらえたのは、年が明けた2月でした。
そこは、規模は小さいけど、とても人に恵まれた会社で、現在も娘は楽しく働かせていただいています。


改めて考えてみると、我が家では人生の節目には必ず、親が最初に何本かレールを提示し、最終的に子どもがどのレールにするかを選択する、という方法を取っていたんだと気づきました。

(上記のやり方は、本人の選択や可能性を狭めているという考え方もあるかもしれませんが、娘にとっては、情報量が多すぎることで決められないのだ、だからそこを親が手助けしているんだ・・・と私は思っています。)


では、結婚は・・・?

親子婚活において、母=マネージャー(?)

婚活のことを調べて、私の中ではすでに「娘に婚活を促して、めざせ結婚!自立!」という思いが大きくなっていました。

  • 婚活するなら、相談所
  • 娘一人では絶対活動しないと思うので、親子セットで快く引き受けてくれるところ
  • そして、活動するにあたり娘を説得 ←ここが最も重要

入会したい結婚相談所もほぼ決め、あとは娘を説得・・・。これは骨が折れました。
そりゃそうですよ、今が一番幸せなんだから、彼女は。
勉強しなくていい(テストとか無い)、(家にお金は入れてますが)自分の自由にできるお金がある、家事はすべて家政婦(私のこと)任せ、朝は起こしてもらえる、仕事から帰ったらすべて自分の時間・・・。
こんな生活だったら、私だってずっとこのままがいい!って思いますよ。


でもね、親は子どもより先に死ぬもの。
3つ下に弟(息子)がいるから、姉弟で助け合って生きていってくれればいいけど、弟にも家族ができたら、そちらを優先するのは当たり前。
親が居なくなって、娘が病気でもして入院ってなったら、誰が見舞いに来る?世話をしてくれる?
弟だって忙しくて何度も来れないよ?ましてや、未来の弟嫁ちゃんに迷惑はかけられないよ?

今じゃなく、いずれ結婚するって?
あなたみたいに恋愛に疎い子、歳を重ねてからの婚活はしんどいらしいよ?
どうせ結婚するなら、少しでもチャンスの多い今のうちにしようよ。


数日かけて、膝を突き合わせて話しました。
最初の頃は「うるさいな~」「そんな話は聞きたくない」という態度でしたが、根気よく話すと徐々に耳を傾けてくれるようになりました。

それでも活動する気としない気、5割というところでしょうか。
もともと親と恋愛話をすることは、恥ずかしいと感じてしまう娘。機嫌のよいときにしか話に付き合ってくれません。

でも、とうとう
「じゃあ、分かった。婚活やる。その代わり私一人じゃ嫌だよ?お母さんも絶対手伝ってね!」
「それから、婚活してみてどうしても私には結婚は向いていない、とか、婚活なんてもう嫌だー!ってなったら辞めさせてね。とりあえず2年は頑張ってみる」

と、娘から言い出しました。

きゃー\(^o^)/
手伝う手伝う!なんでもするよ!
私は最終的に「とりあえず1年だけでも」と言おうと思ってたのに、娘の方から「2年」って言ってきたので、ほくそ笑みながら、娘の期間の提案を快諾しました。
途中で辞めても、アラサーで復帰したっていいしネ!

その後、娘と一緒に 結婚相談所へお邪魔しました。
もうみなさん、お察しですね?
川上さん(5star結婚相談所)のところでお世話になることにしました。

川上さんは、娘を褒めてヤル気を出させてくれます。
ゆとり世代の娘にはピッタリ!今どきの子は、親以外の大人から、怒られ慣れていませんからね(笑)
叱咤激励タイプの仲人さんなら、心が折れまくって途中できっと挫折です。
そして何より、川上さんは親子婚活を全力で応援してくれます。

親が子どもの婚活のお手伝いをするには、結婚相談所の理解がないと出来ないですもんね。
娘とも私とも連携をとってくれる川上さんに感謝です。(塾みたいだなー)

さて、気分は子役のステージママや、芸能人(そんないいものじゃないですが・汗)のマネージャーです。
娘へのお仕着せにならないよう、ほどよいサポートを心がけます!

5star結婚相談所
川上さん

基本的に私は親御さんとも子どもさんとも両方と連絡をとります。
子どもさんだけとのやりとりもありますし、お母さんだけとのやりとりのときもあります。

二人の間に立ったり、お母さんと一緒に連携して支えたりもしますね。

親子間でお互いにどうしても言いにくいこともあると思います。親子だからこそ言えないことも。
どっちの思いもすごくよく分かるので、お互いが「いいやん!」って納得できる方法を見つけて行きたいですね。

活動中の現在

活動開始から8カ月半。
残念ながらまだ成婚できていません・・・(笑)

ですが、想定内!いいんです!娘のペースで活動しています。

娘は、交際経験がない上に、同時に2つのことをするのが苦手なタイプ。
お一人ずつゆっくりと向き合っています。

先日、お見合い10人目の方と仮交際終了いたしました。現在お相手はおりません。
今週末11人目、来週末12人目の方とお見合いが決まっています。お二人と並行しているのは、娘にしては珍しいです。
さーて、娘のベストパートナー、どこにいるのかな?早くお会いしたいな~(私が・笑)

気持ちに山あり谷ありの娘ですが、これからも彼女のペースで細々と活動していきます。
そして、私も精神的にサポートしつつ、物理的なお手伝いも頑張りますね。
(物理的なお手伝いとは・・・送迎、スケジュール調整、ヘアメイクのお手伝い、衣装の管理、仮交際時のデートのお店検索など。ホントに芸能人のマネージャーみたいデショ?笑)

お子さんの結婚を心配しているお父さん、お母さん。お子さんに婚活を促してみるのはいかがでしょう?
私みたいにガッツリ関与しなくても、婚活に飛び込む最初の背中を押すだけでも、未来は変わってくるかもしれませんよ!

ウチの場合、今後娘がどう転がるかわかりませんが、私自身は娘が婚活をしてくれて、親子で成長に繋がったと感じています。
娘は、初対面の男性と話すことに慣れ、お見合いを苦痛に感じなくなりました。逆にお見合いを楽しんでいるくらいです。(次に会う人はどんな人だろ~みたいな・笑)
そして私は、婚活をきっかけに娘といろんな話をしたので、大人になった現在の娘の考えてることが把握でき、良かったです。今まで以上に仲良くなりました。

たとえ成婚で終わらずとも、婚活に足を踏み入れたこと、後悔はないです。
いや、絶対に成婚してもらいますけどね!

5star結婚相談所
川上さん

ウチはもともと親子婚活が比較的多い相談所だと思います。

今の若い子たちの親子の結びつきって、昔よりもずっと親密。早い段階で恋愛や結婚の話ができる関係性が持てているから、イマドキの子はお母さんと一緒の方がストレスがない、というふうに時代が変わってきている、とずっと感じています。

自立なんて、結婚してから夫婦二人でちょっとずつ成長していったらいいんですよ。
そういうステップの方が今の時代に合っている気がしますね。

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