結婚について二人で考える。真剣交際から成婚まで辿り着くには？

仮交際を経て辿り着く真剣交際。お見合いから始まった婚活もそろそろゴールが見えてきたところではないでしょうか？しかし真剣交際の期間は結婚について考える最後の時間になります。

「これから真剣交際の期間になるけど何をしたらいいの？」「真剣交際していたけどプロポーズされなかった。」と、不安や悩みを抱えている方はいませんか？　また、これから婚活を始めるという方にとっては「仮交際と真剣交際の違いがわからない。」という方もいるでしょう。

ここでは真剣交際に関するあなたの不安や悩みを解消するため、真剣交際とは何か、真剣交際から婚約までの流れ、さらに真剣交際の期間中にしておくべきことをまとめました。

実例も交えながら真剣交際を成功させて婚姻までゴールするコツをお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください！

本記事を監修した仲人

本記事は「5star縁結び」代表 川上紫乃さんにご協力いただきました。

5star縁結び 公式サイト は こちら

真剣交際とは結婚を前提にお付き合いをする期間

まずは「真剣交際」というものが一体何なのかを説明します。

真剣交際とは仮交際後から婚約までの交際期間を示します。結婚を前提に仮交際を経たお一人のみと真剣にお付き合いする期間のことです。

仮交際とは異なり、お見合いや他の人とのお付き合い、デートを続けることはできません。特定の人と1対1でお付き合いすることで価値観をすり合わせ、結婚についてより深い部分まで話し合うのです。もちろん、真剣交際期間中に価値観や方向性が合わなかった場合はお別れすることも可能です。

複数人と付き合えるのが仮交際

そもそも仮交際とは結婚相談所ならではの言葉で、お見合いの後から真剣交際に入るまでの期間を示します。いわゆるお付き合いをする前段階です。

交際と言ってもあくまで「仮」なので一般的な交際とは考え方や出来ることも違います。最も大きな違いは同時に複数人と疑似交際のようなデートを行うことが出来る点です。

結婚相談所にもよりますが、1〜3人と並行してデートを進めることで比較対象が設けられ、見極めや駆け引きがスムーズに進み、無駄のない婚活を行うことが出来るのです。

仮交際期間に数回デートをした後、合いそうな人を一人を選んで真剣交際に入ります。

真剣交際は1対1のお付き合い

仮交際を経た真剣交際では、結婚を前提として仕事や家族、お金や婚約後のスケジュールなど、細かい部分まで二人でよく話し合います。

仮交際では話し合うことのなかったパーソナルな部分まで話し合うことで結婚後の生活が具体的に想像でき、迷うことなく婚活に終止符を打つことができます！

仮交際を経て、真剣交際から婚約までの道のり

仮交際を経て始まる真剣交際。婚約に向けて二人でじっくり結婚について話し合うことで素敵な新婚生活を迎えることができますよ！

それでは婚約までの道のりを見ていきましょう！

真剣交際の申し出

仮交際から真剣交際へは仲人を通じて知らされます。仲人がそれぞれから真剣交際に対する意思を聞いた上で仲人経由で伝えられ、双方の合意の上で真剣交際へと切り替わります。

真剣交際が決定すると仲人は2人の婚活システムをクローズし、裏方でのサポート役に徹します。ここからは当事者2人だけでのやり取りが基本となります！

恋愛結婚とは違ってお見合いからスタートする結婚相談所での婚活はどのタイミングで恋愛感情になるかがわかりにくくなっています。そのため真剣交際という名の下、それぞれの恋愛感情を意思表示するのです。結婚相談所では真剣交際が一つの大きな区切りとなります。

真剣交際スタート

真剣交際に突入すると次に待っているのは結婚です。そのため真剣交際の期間中は二人で結婚についてより具体的に、より真剣に考えなければなりません。

交際期間は恋人ですが結婚となると家族になります。お互いの条件を上手く擦り合わすことができなければ結婚には辿り着けません。

結婚後はどこに住みたいか、持病はあるか、家族関係は良好か、など様々な条件を持っている方がいらっしゃるかと思います。しかしお互いの条件がどちらも絶対に譲れないとなると結婚に繋がることはなく真剣交際で関係が終わることがほとんどです。

聞きにくいようなことまでしっかり話し合い結婚後にズレが生じないようにしましょう！

プロポーズ

真剣交際からプロポーズまでの期間は一般的に3か月程度が理想的だと言われています。そのため真剣交際が始まってから3~5か月の間に婚約の意思を固めておくと良いでしょう。

プロポーズは一般的に男性からするものだと考えられています。また結婚相談所を利用する女性の多くは結婚に対して様々な憧れを持った人がいらっしゃるので、男性の方はお相手の方に理想のプロポーズについてさりげなく聞いておくのも良いかもしれません！　また、奥手な方やプロポーズのプランに不安がある方は仲人に相談すると一緒に考えてくれるので気軽に尋ねてみてくださいね。

プロポーズを経て結婚への強い意思がお互い固まれば結婚相談所は成婚退会となります。退会後は一般的なカップルと同じように二人で入籍などに向けて準備していきます。

真剣交際の期間中にやるべきこと・確認すること

ここからは真剣交際でチェックしておくべきポイントについてお話します。

真剣交際期間だからこそ細かい部分まで話し合うことで結婚後の不安や後悔を少しでも減らすことができるので、「聞きにくいから……」と言ってモヤモヤを残さないようにしましょう！

真剣交際時のチェックポイント

性格

まずは人間性です。結婚をすれば血のつながりのない他人ではあるものの、家族になります。楽しいことや嬉しいことばかりではなく、辛い時期や大変な時期が待っているかもしれません。そんな時、お相手の方を自分と同じくらい想うことができますか？

真剣交際期間中にも価値観のズレや喧嘩が起こってしまうかもしれません。どんな状況でも話し合いができる関係性を保てると良いですね。

仕事

仕事は生活における大部分を占めているため金銭面や住居、家族や子育てなど、人生の全てに絡んでくると言っても過言ではありません。また女性については妊娠や出産によって仕事から離れる場合もあります。二人でよく話し合っておくべきポイントの一つです。

家族

家族関係は切っても切れない問題です。親世帯との同居ともなればどちらか一方の負担が増えてしまうことも。結果として離婚に繋がることもあります。仲が良いに越したことはありませんが、適度な距離感でお互いお付き合いするのが良いでしょう。

お金

結婚するとなると家計のやりくりのために財布を一緒にされる方も多いでしょう。しかし金銭感覚に大きな差があるとゆとりのある生活ができなかったりトラブルになったりすることもあります。

また結婚後に借金を背負っていることが発覚するケースも少なくありません。お金の余裕は心の余裕にも繋がります。トラブルを避けるためだけでなく、日々穏やかでゆとりのある生活を送るためにも二人でよく話し合っておきましょう。

結婚式

結婚式や新婚旅行、指輪については特に女性側の方が細かい意見を持っていることが多く見受けられます。しかしご時世や金銭的な面から、最近ではウェディングフォトなどで済ませる方も。お金も時間もかかるため、お二人だけでなく親とも話し合っておくことをおすすめします。

住居

住居を考える際に一番最初に出てくる点として、マイホームを建てるか賃貸にするかという選択肢だと考えます。そしてマイホームの場合は一戸建てかマンションかという流れで考えることが多いかと思いますが、個人的には別居婚を視野に入れるのも良いのではないかと考えます。適度な距離感を保つことでマンネリ化を防ぐこともできますよ！

住居の選択は子育てや仕事にも大きく絡んでくるため、二人でよく話し合って条件を明確にしながら考えましょう。

子ども

子どもについては男女において考え方の差が大きく出る問題でもあります。特に女性にとっては健康やキャリアの面でも子どもの有無や人数で大きな変化が生まれます。また子育ては時間やお金だけでなく体力や気力も必要になるため、お互いの協力無しでは上手くいかないでしょう。共働きであれば尚更です。将来のことまでよく考えておきましょう。

家事・育児

穏やかな共同生活をするにあったって家事スキルや家事の分担は必要不可欠なチェック項目です。掃除や料理などの家事は女性がすべきだという意見を持った人も中にはいるかもしれませんが、令和の時代ではあまりにも古い考え方ですね！　お互いが気持ちよく生活できるように思いやりの心を持って過ごしましょう。

また子どもの教育方針や親の協力の有無も大切なポイントになります。習い事や受験はどうするのか、共働きであれば親の協力が必要になることもあるかもしれません。理想がある場合は相手に話してみて意見を聞いておくのも良いかもしれません。

生活スタイル

おすすめのチェックポイントとして、だらしなさや部屋の汚さなどの最低レベルの許容範囲が同じくらいの人がおすすめです。仕事によって食事やお風呂の時間などの生活リズムが異なり、趣味によっては休日の過ごし方も大きく変わってくるでしょう。一人の時間も二人で過ごす時間も大切にできる関係性が良いですね。

健康

最後は健康面についてです。身体的な病気はもちろんですが精神的な面はまだまだ理解が進んでいない部分もあり、配慮やサポートが必要なだけでなく共に過ごすうえではそれなりの覚悟が必要になる場面もあるでしょう。

また遺伝的な病気であれば将来大きく影響する可能性もあります。二人だけでなく家族のことについても話し合っておくのがおすすめです。

信頼関係を築いて愛を深める

真剣交際の期間中にしなければならない最も大切なこと。それは信頼関係を築いて愛を深めることです。

上記ではたくさんのチェックポイントを挙げましたが、話し合っていく中で意見がすれ違ったりマイナスに感じることもあるでしょう。しかし些細なことで立ち止まっていては結婚は遠のく一方です。

育った環境が違えば価値観が違うのは当たり前。生涯共に過ごすパートナーとして価値観を共有することが大切です。ここでの「共有」は同じ価値観を持つことではなく、相手の価値観を知り、「この人はそういう風に考えるんだ。」と受け止めることです。お互いを尊重することで信頼関係を築き上げることができるでしょう。

聞きにくいことも聞いておく

信頼関係を築いていく中で金銭面や家族関係などのセンシティブな内容について話し合わなければならない場合が必ずあります。どうしても聞きにくいことは後回しにしがちですが、結婚を考える相手としては聞きにくい部分こそ早めに確認しておくことが大切です！

相手を傷つけてしまう可能性も少なからずあるため勇気のいることではありますが、婚活において無駄な時間を作ることは婚期を逃すことに直結しかねません。コツとして、先に自分のことを話してから相手に尋ねるとスムーズに答えてもらいやすくなりますよ！

後ろめたいようなことも正直に話す

誰しも一つや二つ後ろめたいようなことがあるのではないでしょうか？　自分で話しにくい内容だと自覚していることがあれば、率先して正直に話しておくことをおすすめします。

もちろん内容によっては相手とどうしても意見をすり合わせることができず、お別れしてしまうこともあるかもしれません。しかし、正直に話しておくことで一人で抱え込む必要がなくなり良い方向に進むかもしれません！　積極的に自己開示することを心がけましょう。

入籍や親への挨拶など、婚約後のスケジュールについて考える

信頼関係がある程度構築され、結婚に対して明確なビジョンを持つことができれば次は婚約後のスケジュールについて考える必要があります。

真剣交際から婚約までは一般的に3か月程度が理想的だと言われています。婚約の目途が立てば入籍日や親へ挨拶するタイミングなどを二人で決めましょう。また結婚式や新婚旅行をする場合は大まかな予定を立てて親への挨拶のタイミングで伝えておくと良いですね。

意味は何？真剣交際のメリット

次に、真剣交際のメリットについてお話します。

結婚相談所での真剣交際は、婚前交渉が禁止であるという点以外は世間一般で言うお付き合いとほとんど同じであると言えます。結婚を前提にお付き合いをする結婚相談所ならではの真剣交際を上手く活用しましょう！

１，結婚についてたくさん考えられる

結婚相談所での真剣交際期間は、結婚について考える最後のチャンスになります。
結婚を前提にお付き合いしているため、真剣交際の期間には結婚はもちろん、結婚後の生活について深く考えられます。

お互いの考えをすり合わせる期間なので、真剣交際という結婚までの猶予期間で具体的に2人で話し合いましょう。またお互いに話し合うことで、自分の中でも改めて結婚について意思を固めることができます。

２，結婚後のトラブルを最小限に抑えられる

一般的な恋愛結婚とは異なり、結婚相談所を通じた婚活は出会った段階から身元が明らかになっています。そのため真剣交際の期間に安心して家族や仕事などパーソナルな部分も話し合えるでしょう。お互いにとっての安心材料がしっかりあるという点が魅力です。

また何か引っかかるようなことがあっても結婚相談所ですから、恋愛、結婚のプロである仲人に相談することができて客観的かつ的確なアドバイスが貰えますよ！

真剣交際まで行っても失敗する人

お見合いから仮交際。仮交際から真剣交際。長い道のりを経たものの真剣交際で失敗して成婚に繋がらない人も中にはいらっしゃいます。

そんな方の特徴をピックアップしましたので、ご自身が当てはまっていないか客観的に考えてみましょう。

腹を割って話せますか？

あなたは腹を割ってお相手の方と話せていますか？
理想が高すぎる方やとにかく結婚したいという意思が強すぎると、マイナス部分を見せないように猫をかぶって我慢し続けて失敗することも。

結婚を控えて生涯のパートナーになるからこそ、お互い赤裸々に話し合える関係性を目指しましょう。

愛は深まっていますか？

仮交際の期間より愛は深まっていますか？
真剣交際のスタートから数カ月後には結婚相談所の成婚退会が待っています。信頼関係をきちんと築き、愛情の確認ができているでしょうか。甘えたり甘えられたり、お互いに素の部分を出せているか振り返ってみましょう。

また相手のマイナス部分まで許容できますか？ お互いにそれぞれのマイナス部分を補えるような関係性を築いて同じ熱量で愛が深まっているでしょうか。数十年という長い時間、隣で過ごす相手になります。思いやりのある関係性を築けると良いですね。

ノリと勢いも大事！

真剣交際にたどり着いても最後の一歩が進まない方。意外と結婚にもノリと勢いが大事になります。迷ったらとりあえず結婚してみるか、という気持ちを持つことも大切です。

本当にこれでいいのだろうか、この人と結婚していいのだろうか、などと考えることがあるかもしれませんが、自分だけでグルグル悩んでいるだけでは前に進みません！ 悩んでいてもきりがない事がほとんどです。

自分でしっかり考えても迷って迷って仕方がないという場合には仲人に相談しましょう。また、結婚を前提に真剣交際の期間を過ごしているからこそ自分だけで悩まずに、お相手の方にも打ち明けて相談してみるのも一つの解決方法です。

真剣交際だからこその距離感で楽しんで！

仮交際とは違って、真剣交際だからこその絶妙な距離感で楽しめることもたくさん。
真剣交際のオススメデートはおうちデートです！

おうちデートで疑似夫婦生活を

結婚後の夫婦生活が想像出来るおうちデート。同じ屋根の下でリラックスした状態でご飯を食べたりのんびり映画をみたり。時には真剣な話をしてみたり。

お泊りや婚前交渉は禁止ですが、だからこそ絶妙な距離感を楽しめるチャンスは真剣交際の期間だけになります。結婚後の夫婦生活がイメージ出来るようなおうちデートを楽しんでくださいね！

いずれは生涯支え合うパートナー

結婚をすればお互いに生涯を支え合うパートナーとなります。仮交際とは異なり、一時的な関係性ではないということを忘れずに、将来について常に考えながら話し合いましょう。

愛情の形や表現方法はカップルによって様々ですが、名前やあだ名で呼び合ってみたり、結婚後の夫婦生活が想像できるような疑似デートを楽しんでみたりして、愛情の再確認をしてみましょう！

真剣交際から成婚へ

結婚相談所での婚活は成婚までになっています。お見合いから仮交際に進み、そこから真剣交際を経て成婚退会になります。

結婚相談所では婚約（成婚）まで

結婚相談所での婚約とは成婚と呼ばれます。そのためお見合いからスタートした婚活も最終段階の真剣交際までくれば、プロポーズを経た後に晴れて成婚退会となります。

婚約後の入籍日や結婚式、新婚旅行などの詳細については成婚退会後でOK！ 真剣交際の期間中に入籍日の話やどんな結婚式がしたいか、新婚旅行などについての話題があるかもしれませんが、厳密に決める必要はありません。お互いに結婚の意思が固まればそれで大丈夫です。

また婚約が決まったら自動的に仲人のサポートも終了となります。そのため仲人に相談したいことや不安なことがあれば成婚退会する前に話しておきましょう！

結婚相談所の真剣交際で婚活を成功させよう！

結婚相談所での真剣交際は仮交際期間を経て辿り着きます。仮交際の期間を経ているからこそ、真剣交際の期間には結婚を意識したパーソナルな話し合いや深い関係性を築き上げることが大切になってきます。

しかしいきなり距離を縮めるのも難しいものです。気になることや不安なことがあれば、お相手の方に相談するのが一番ですが、仲人という結婚のプロがいるのも結婚相談所で婚活をする強みであります。

どこの結婚相談所があなたに合っているのか。仲人さんとの相性やどんな方と出会いたいか。SNSや公式サイトから特徴をチェックして見比べてみましょう。
無料相談を行っている結婚相談所もたくさんあります。まずは実際に足を運んでお話して相性を確かめてみるのも一つの方法です。

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