本記事は、婚活経験がある仲人、広田純子さんの実際の婚活経験談です。37歳から婚活をスタートして39歳で結婚され、今は子育てをしながらその経験を生かして仲人として、活躍されています。
実際に婚活を経験した仲人さんから、読者の皆さんに伝えたいことをお伝えします。
本記事を監修した仲人
本記事は「結婚相談所Dash」代表広田純子さんにご協力いただきました。
「結婚相談所Dash」を運営しています、広田純子です!私自身が37歳から39歳まで婚活をしてなんとか結婚した後、翌年から仲人業を始めました。心がけているのは幸せな結婚生活につながる婚活。カラーメンタリング®︎というセッションサポートも行っています。
仲人自身の婚活経験談と学び
37歳から始めた婚活の経験談
広田さん:私は37歳から婚活をスタートしてるんです。
今から10年くらい前の話ですが、当時は「婚活」といえば「婚活パーティー」しか頭に浮かばなかくて、まず最初は婚活パーティーから始めました。
今でこそ婚活アプリが流行っていますが、当時はまだ全盛期ではありませんでしたので、まず婚活パーティーに行って、その次にコンパをやって、紹介を頼んで婚活バーに通って……と、できることは全部、一気にやりました。
男友達も全員確認して、元彼も全員チェックして……(笑)
「どこかに私と結婚してくれる人、誰かおらんか!?」って必死になって探したけど、いませんでした(涙)
私はお見合いには38歳から入ったんですけど、その自分の婚活エピソードの学びとして私が一番思ったのは、自分が結婚したいと思ったタイミングで、私と結婚したいタイミングの男性が現れるとは限らない。ということ。
……重いでしょ?でも、それが現実なんです。
私にも過去には結婚したいと思った人や結婚するタイミングはあったかもしれないけど、やっぱりその時は仕事を優先したり、趣味を優先したり、「まだそんなタイミングじゃないわ〜!」って思ってやり過ごした20代でした。
いつでも結婚できると思ってたんです、私も。
でも37歳で結婚しようと思ったら、「誰もいてない!」ってなったんです。
だから、未婚の方にはそのことを伝えたいです。
自分のタイミングも大事ですが、自分が望むタイミングで相手が現れることは歳を重ねるにつれてどんどん可能性が下がってしまうという現実……
それを伝えたい。
その学びがあったので、今私は仲人として、婚活を頑張る会員の皆さんにそのことを伝えています。
自分の希望と相手の希望が合うとは限らない
そして、自分にも相手に望む希望があるように、お相手にも相手に望む希望があるっていうこと。
誰しも、顔はこんなんで、年収はこんなんで、仕事はこんなんがいいな、住まいはこんなんがいい……ってあると思いますが、自分の条件にかなうお相手の男性の希望っていうのは、38歳の時の自分の条件じゃないかもしれないじゃないですか。
お相手が望む女性像が、20代の可愛いキラキラのスタイルがいい人だったとしたらすでに対象から外れているわけですよね。そしたらそもそもマッチングしないわけです。
でも、いざ婚活するとなったらやっぱり「私はこうしたい!」と言う自分のが先に出て、選ぼう選ぼうって、選びにいってしまうんですよみんな。私もそうでしたけど(笑)
でも、条件に合う人で検索してこの人にしよう!ってお見合いを申し込んでも、相手からのOKは来ない…っていう悲しい現実ですね。。
なので、それが学びです。
繰り返しになりますが、自分に希望があるように相手にも希望があるっていう当たり前のことをみんな忘れてしまうんですよ。婚活をやってみたらみんな気づくんですけどね。
婚活で悩む気持ちの折り合いのつけ方
そして、自分の気持ちの折り合いの付け方。
特にアラフォーで婚活を始める方は多いんですね。
アラフォー婚活って、結婚できるかできないかによって、じゃあ仕事はどうするのか、キャリアアップするのかしないのか、子供はどうしようか、欲しいけどできるかなとか、すごく焦ったり迷ったりしてしまうんです。さらに、両親が高齢になってきます。
わたしもちょうど、自分が婚活中に母親が要介護になってしまったんです。
親の介護などが生活に入ってくると、気持ちが宙に浮くというか浮き足立つってしまって、あれもこれもせなあかんけどでも婚活もあるしって、焦ってしまうんです。
自分の気持ちをどのように整理してどのように折り合いをつけて考えて、どういう風なやり方で人生を前に進めるのか、とすごく悩んで、落ち込んでしまいます。
私の経験がもちろん全てで正解ではないですが、こういうやり方もあるよとか、正解はないんやけどもこういう風な考え方をしていけば整理できるよというのを、会員メンバーのみなさんにはお伝えしています。
話を聞くだけではどうしても自分ごとにならなくて、どの場面で活用するのかわからないと思うんですが、その場その場での考え方や、何を選択するのか、どう判断するのか、というのを、自分の経験を踏まえて、私の時こうやったよ!こんな風にした人もいたよ!こんな選択もあるんじゃないの?と、できる限り、学びをお伝えしています。