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インタビュー

子どもが欲しい女性にとって晩婚のデメリット「不妊治療」はやっぱり辛い?仲人自身の経験談から伝えたいこと

今回は、ご自身も不妊治療で苦労されたのちに無事出産し、現在子育てしながら仲人をされている、広田純子さんにお話を伺いました。

本記事の要点
  • 自身の不妊治療の経験から伝えたいこと
  • なぜ結婚できないのか?問題は?
  • ではどうすれば良いのか、まとめ

今回お話を伺った仲人

本記事は「結婚相談所Dash」代表広田純子さんにご協力いただきました。

広田さん

「結婚相談所Dash」を運営しています、広田純子です!私自身が37歳から39歳まで婚活をしてなんとか結婚した後、翌年から仲人業を始めました。心がけているのは幸せな結婚生活につながる婚活。カラーメンタリング®︎というセッションサポートも行っています。

結婚相談所Dash公式サイト

自身の不妊治療の経験から伝えたいこと

広田さん:私、39歳で結婚して、43歳で出産したんです。結婚が遅かったので、高齢出産ということで不妊治療を3年間経験しました。

なので、不妊治療の大変さはわかっているつもりです。

(ちなみに不妊治療のお話はYouTubeでもお話ししていますので気になる方は是非ご覧いただければと思います)

今の若い方は、正直不妊治療をすごく簡単に考えてる方も多いです。

「卵子の凍結しときましょうかね〜」みたいな軽いノリで。

でも卵子の凍結をしても100%子どもを授かるわけではないんですね。

そういう軽い考えでなんとなく適齢期をやり過ごしてしまって、結婚が遅くなってしまい、いざ自分が40、41歳になった時に、「でもやっぱり子どもが欲しい!どうしたらいいの〜?」って言う気持ちになるわけです。

そしてほんの数%の可能性に賭けて、不妊治療に何百万円も払って、何度も辛い思いをして…でも結果、授かりませんでした。みたいな・・・

悲しいですね。

もっと早く動いておけば、ってみんな思うんです。40歳を超えても不妊治療を続けてる方が何人もいます。

動き出しがあと数年早かったら、あるいはもっと自然に出会える場や安全に簡単に手軽に出会える場があったらそうはならなかったかもしれません。

子どもがいることが絶対の幸せとも思わないけれど、望んでいたのにそのチャンスさえなかったのであれば、とても辛いなと思うんです。

45、6歳ぐらいで、結婚もできなかったとか、結婚したけど年齢的に無理だったと言う方もいます。「もう無理ですかね?」と聞かれることもありますが、「不妊治療で産んでる人もいるので、無理ではないと思いますけど、、難しいよ?」って答えています。

そこなんです!私の思いは。

「子ども欲しいな〜、結婚したいな〜」がみんな遅いんです。

だからもうちょっとでも早くにずらしたり、情報や安全な場を私たち婚活応援者が作れたらというのが、私の1番の思いです。

なぜ結婚できないのか?問題は?

いつも思うんですが、世の中には結婚したくないって人なんて少数なんです。いずれは結婚したいとか、まぁするかもあなぁとか、絶対しないって決めてる人なんて少数なんです。

その中で、いずれは結婚したいとか、結婚したいっていう気持ちが少しでも大きくもある中で、20代からきっと90代まで、世の中に結婚したい人はいっぱいいるわけです。

でもなぜ結婚できないかと言うと、マッチングの問題だけなんですよね。

マッチングがうまくいってないから私たち仲人がお見合いや婚活でサポートしているわけですが、「今すぐ絶対結婚したい!」って動いているのはほんの一部なんです。

でもね、みんながみんな、お見合いしないんですよ。

やっぱりお見合いは、身なりを整えたり、飲食代、交通費も含めると結果お金もかかりますし、心理的ハードルが高いんです。婚活や結婚相談所もそうです。心理的ハードルが高いのは私もわかりますし、みんながここに来て!とは言わないです。

であれば、いずれ結婚したいと健全に思っている男女が自然に出会える場がなかなかないので、その場を作りたいなぁって思っています。

だって世の中にはこんなにたくさんの結婚したい男女がいます。

「結婚できない」「出会いがない」と言っていて、そんなことを思っている人たちが、例えば相席居酒屋や婚活バーに「結婚目的」で行きますよね。

でも実際のところ、そういう場所に来ている多くの男性というのは遊びたいだけなんです。適当に女性にご飯を食べさせて、ちょっと遊んでやろうぐらいにしか思っていない人も多いんです。

友達になりたいだけとか、本当に付き合いたい人を探しに来ている人もいるのでみんながみんな遊んでやろうってわけじゃないかもしれないですけど。それは男性だけではなく女性でもあると思います。適当に遊べたらいいや!っていう女性もいると思う。

だから、やはり「結婚」という同じ目的を持った人と出会える場所というのが必要なのですよね。

「子どもが欲しい」と思いながら、「出会いがない」「結婚したいけどできない」と言いながらなんとなくやり過ごして年を重ねて、妊娠と出産のタイミングを逃してしまう人をはたから見ているのが私は本当に辛い、というのが1番の思いです。

まとめ

というわけで、最後にお伝えしたいことをまとめると、自身の経験からしても不妊治療はとても辛いものなのです。

なので、子どもが欲しいのであれば、少しでも早くに結婚した方が良いと思います。そのためには結婚したい男女が安全に出会いマッチングできる機会や場所が必要なので、私はその場作りを今後していきたい、そう思っています。

本記事のまとめ
  • 自身の不妊治療の経験から伝えたいこと
  • なぜ結婚できないのか?問題は?
  • まとめ
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